初めて外壁塗装をされる方へ

目次

外壁塗装の本当の目的をご存知ですか?

『外壁塗装や屋根塗装の目的は、ペンキを塗って家をキレイにすること』
というのは、実は半分だけ正解です。

残りの半分は、というと『家を風雨、雨漏りから守り、家の寿命を延ばすためのもの』という目的です。
住宅にとって、一番の大敵は『水分』です。家は、いたるところに木材が使われています。
この木材が水分をすうことで、腐食やシロアリ被害につながり、家は長持ちしなくなります。

1.耐久性を維持し、家を守るための塗装工事

家の外壁、屋根は様々な部材で作られています。
外壁であれば、一番多い『窯業系サイディング』から『モルタル』『ジョリパッド』『金属系サイディング』etc.
屋根であれば、一番多い『スレートコロニアル』から『瓦屋根』『アスファルトシングル』『金属屋根』『陸屋根』など、様々な材質、形状があります。

いずれの材質でも、定期的なメンテナンスは必要で、塗装をしないことで、例えば、サイディングであれば、浮き、ひび割れが発生したりします。
また、部材同士の隙間を埋めるシーリングも重要です。
ですので、これら外装材と呼ばれるものは、家を雨漏りから防ぐ重要な役割をしており、経年劣化で発生する、はがれ、ひび割れ、浮きを防ぎ、外装材そのものの耐久年数を伸ばすのが塗装工事なのです。

ここでお伝えしたいのは、耐久性を維持するには『何を塗るか』も大事ですが、『どんな工事をするのか』がとても大事だという点を覚えておいてください。

2.美観を向上させ、汚れにくくする

そして、もう一つの目的である、美観の向上です。
当然ですが、築10年前後経過すると、汚れや小さなひび割れが目立ってきたり、北側の壁にはコケが生えるケースもあります。
これらの汚れを落とし、塗料でコーティングすることで、屋根や外壁材は、キレイに生まれ変わり、なおかつ、防汚性能が高い塗料を選ぶことで、汚れが付きにくい家にすることができます。

しかし、ここにも一つポイントが。
なんでも塗装すればよい、というものではありません。例えば…

✔ 日本瓦(陶器瓦)は塗装が基本的には必要ない。ただし、漆喰や、棟の歪みを直すメンテナンスは必要。しかし、洋瓦(セメント瓦)は塗装が必要。

 スレート屋根も2005年以前に建てられた住宅でアスベストが含まれている屋根材は、塗装することで寿命を延ばせるが、2000年~2010年頃の屋根材は、耐久性が低いものがあるため、状態によっては、塗装よりもカバー工法などを検討すべき。

 2000年以前に建てられた住宅に多い『直貼り工法』の外壁は、外壁内部に湿気がたまりやすいため、透湿性の高い塗料じゃないと、早期剥離につながる

などなど、塗装もいろいろな注意点があるのです。
そして、残念ながら、こういう知識がない塗装屋さんが多いのも事実です。。。

外壁塗装の『塗料』と『費用』の考え方

はじめて外壁塗装や屋根塗装を検討される場合、何がよくて、何が悪いんだかわからない、ということをよくお客様から伺います。
ここでは、費用の考え方、塗料の選び方、必要な工事内容についてご説明します。

耐用年数特徴相場価格
シリコン10年前後定番!一般的によく使われる塗料50~60万円前後
ラジカル12~15年劣化原因物質の発生を抑える耐候性の高い塗料60~70万円前後
フッ素13~16年汚れに強く、耐久性の高い塗料70~80万円前後
無機15~20年苔やカビの発生を抑え、最も耐久性の高い塗料80~90万円前後

塗料は、シリコン、ラジカル、フッ素、無機の順で高くなります。シリコンの下に、ウレタンというのもありますが、今はあまり使いませんね。
これら塗料の違いは、一番は、耐用年数が違うということです。(シリコンで10年前後、無機は15~20年前後)

また、同じシリコンでも、日本ペイント、エスケー化研、関西ペイント、アステックペイントなど、各社様々な特徴があり、一言で、どの塗料が一番いい、というのは申し上げにくいのが本音です。
(実は、数々の施工をしてきた中で、一番良かった塗料というのはありますが、それはお見積りの際にご説明します)

ただ、耐用年数を考えたときに、10年に一度塗装するか、15年後なのか、20年後なのか、そう考えていただけると計算しやすいですよね。例えば、無機塗料は一番費用としては高くなりますが、20年間、シリコン塗料で2回塗装する費用を比べると、案外お得なのも見えてくると思います。

10年おきに塗り替えをすると、足場代などの付帯工事費用も倍になります。無機で塗装すると、塗装代は高くても、足場代、付帯工事は1回で済むので、その分割安になるんですね。

ただ、フッ素や無機などの耐久性の長い塗料にするときは、付帯部などの他の塗料やシーリングの耐用年数も気にしてみてください。
『無機で施工して、屋根と外壁はピカピカだけど、軒天が剥がれてきた』なんてことになったら、高い塗料を使った意味がありませんから・・・。

とはいえ、ご予算等もあると思いますので、塗料はご予算と、長期的なリフォーム計画を考えて選ぶのがベストだと思いますよ!

一番重要な業者選び。そのポイントとは?

ここまで見て、塗装のことを少しご理解いただけたかと思います。
しかし、内容がわかっても、依頼する業者が手抜きをするような業者だったら、こんな知識も意味がないですよね…。

業者によって、知識や技術の差があるのが、塗装業界です。
他を悪く言う気はありませんが、他店の塗装で失敗したお客様にお会いしたことは、一人二人ではありません。

ここでは失敗しない業者選びのポイントもご説明します。

1.地元で実績がある業者かどうか

地元で実績があるかどうかは、ひとつの指標です。
施工事例や、お客様の声などを見て、実績がある業者なら安心です。地元で活動しているのがわかる業者なら、自社の近所でいい加減なことなんかできませんからね💦
施工事例やお客様の声を見て、きちんと地元で活動していて、実績が多い業者を選びましょう。

2.相見積もりをとって比べてみる

そして、ここからが非常に重要です。
業者選びで失敗しないための一番のポイントは『相見積もりを取ること』です。
そうすると、同じシリコン塗料でも価格が違う、工事内容が違う、塗装面積が違うなど、様々な違いに気づくことができます。

3〜5社見積もりが集まると、このような疑問が生まれるかもしれません。

✔ 各社の見積もりで、算出している塗装面積が違う
✔ 見積りの項目がそれぞれ違うので、何があってるのかわからない。
✔ 同じ塗料でもだいぶ金額の差がある、この違いは何?

そんな時は、次のポイントをチェックしながら依頼先を決定しましょう。

塗装工事の相見積もりチェックポイント

施工内容が見積もりに細かく書かれてあるか?

失礼ながら、リフォームのプロではないお客様がお見積りを見た際に、どれがどんな工事かを一目で理解するのは難しいかもしれません。
しかし、〇〇工事一式などのような書き方で、細かく見積もりに掲載されていないものは、あとあと追加費用が発生するケースも少なくありません。

塗装面積は、図面or計測して出されたものか?

建坪でざっくり出す業者は、見積の時点から手抜きが始まっていると私たちは考えています。
当店では、図面、および実測で、正しい塗装面積を出し、そこから必要な材料を算出したうえで、お見積りをご提示しております。

見積りに対する説明はどうか?

見積りを出された際、項目ごとに、どんな工事で、なぜ、この材料を選んだのか、というのを現調結果をもとにご説明しているところならいいと思いますが、見積りはざっとで、金額や、塗料の話ばかりするところは少し心配ですね💦
そのほか、会社としての保証体制なども併せて確認しておくと安心ですよね。

当店では、現地調査、お見積りのご提示の際、当社代表の山浦が、お客様にご理解いただけるよう、丁寧にご説明します。なんでも遠慮なく聞いてくださいね!

塗装工事についてもっと知りたい方はお気軽にご相談ください!

外壁・屋根塗装工事は、現状確認や塗料選定、見積書の比較など・・様々な作業が必要になる工事です。「もっと塗装工事のことを知りたい!」と思ったら、是非当店にご相談ください。

ベストワークからの
3つのお約束

お見積りを出したからと言って、強引な営業はしません。地域密着店として、誠心誠意対応します!

その2 必要のない工事は勧めません!

いたずらに不安をあおって、不必要な工事まで勧めて、契約金額を上げるような無理なご提案はしません!

保証期間内は、工事箇所に瑕疵があった場合、当然ですが無償で対応!責任施工をお約束します!

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